☆2人の正反対王子様★1#



「好きでもいい・・・。



って今まで思ってた。」




「俊、あの「頼む!聞いて?」




俊は
あたしの言葉を遮った。




「でも違うんだ。
それはただ、縛るだけ。



結衣を引き止めるだけ。
俺は結衣自身の気持ちを
止めたいんだ・・・。」




あたしじゃなく・・・・
あたし自身の気持ち・・・・?




「結衣自身の気持ちを
もらった時、独占した時、




俺はそばにいる権利が
あると思う。」





あたしの気持ちを
今、・・・・俊が独占してる?





うん、
してるよ、、




「でも、まだ「そろそろ・・・いい?」




あたしは
俊に遠まわしに
気持ちを伝えたくはない。




ここまで
あたしのことを悩んでくれた。



ここまで
あたしを好きなんだと
証明してくれた。




そんな俊を
早く安心させたいから。





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