☆2人の正反対王子様★1#



「俊・・・・?



あたしの中で
俊はおまけなんかじゃない。



あたしを闇から救う
ヒーローなんだよ。



あたしが・・・・恋した
かっこいいヒーロー・・・。」





俊は
静かにあたしを抱きしめた。





「あー。
なげーんだよ!


要するに
・・・・・俺が好き?(笑)」





「いつから
そんなに俺様になったの?笑


うれしいんでしょ?」



俊は
素直に頷いた。






あたしは
そんなこと予想してなくて
カァーッと赤くなった。







「結衣・・・真っ赤(笑)」




俊なんか
Sっ気増した気がする。






あたしたちは
幸せだった。






これから
何があるのかも考えもせずに・・・・。






.
< 89 / 104 >

この作品をシェア

pagetop