☆2人の正反対王子様★1#
俊side
クラス表のとこで
会った奴・・・・イライラする。
アイツなんだ・・・・。
馴れ馴れしく話しやがって。
あと藤田和哉のすかした態度・・・・。
「おい!
追っかけなくていいのか?」
大輔が問いかける。
「あたしさ・・・・。」
椎葉がはじめて口を開いた。
そして悲しそうな目で言った。
「結衣、間違えないと
思うよ、、
間違えてんのは
・・・・大輔くんたちだよ。
あたし、和哉くんのこと
中学から知ってる・・・。
見た目は確かに
悪そうに見えるよ?
でも和哉くんにだって
いろいろあったんだよ・・・。
中学の一件だけで
悪者扱いしないでよ・・・。
俊くんのこと
・・・・・見損なった。」
椎葉は結衣を
探しに出て行った。
「高宮・・・・・。」
後ろから
藤田和哉が話しかけてきた。
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