愛しキは死とそノ唇ト



「───・・・あンの玉無し野郎共が!」

「そう苛々するな、歳。気持ちは分からンでも無いが・・・はは」

「ふん。はじめから手柄だけを横取りする気だったんだろうがよ」

「おいおい。そう云ってやるんじゃない」


外を気にしながらも、近藤隊長は言葉を続ける


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