メモリーズ~I


「ダダダダダダダダーッ!!」

もの凄い音で 階段を誰かが のぼってくる。


「華野ー!起きなさいッ 昨日の男の子が来てるわ~♪」


昨日の男の子?・・・・・・




     俊哉ッーーーーー!!

「ヤバイッ。また寝過ごした」


「早く準備しなさーい!」



もうー。

急いで準備して。

階段をおりる。



「華野 ご飯はー?」

「いらないッ。食べてる暇ないよ」


「お母さん倒れても知らないからねー!言ったわよ」




「うん。 行ってきます。」

また、やっちゃた・・・・。


「オハヨ。ごめん待った?」

「うん。すごーく待った。」


うぅ・・・・。


「てかさ、お前の母ちゃん面白いな。」


「朝から お母さんの話しないでよ~。
恥ずかしい。」


「ダダダダだーッて 階段のぼってさ!!
昨日の男の子が 来てるわーなんて」


「だからやめてってばー!!」
そういって 俊哉を叩く。



「あはは。ごめんごめん!
でも、よかった」


「何が?」

「朝だから 喋ってくれないかな?
思ってたけど、逆に昨日より 喋れてるし」


かぁーーーーー/////////////////.


「そうだねッ!」
今、絶対に 顔赤いからー!もう・・・。


「大丈夫か?熱でも あるんじゃン?
顔 赤いよ・・・。」






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