メモリーズ~I




「華野ちゃん。ビール持ってきてくれるかな?」



ちょっと太ったおじさんが言った。



「は~い」



「華野ちゃん、おつまみお願い~」


次は別の人が・・・。



「は~い」




「華野お姉ちゃん!遊んで~」



小さい子達が 服を掴んでくる。



「はいはい」



「華野~洗濯物お願い~」



次はお母さん。



「洗濯物~? は~い」




「華野お姉ちゃん、のど渇いた~
ジュースちょうだい!!」



さっきまで一緒にさわいでた子達が言ってくる。



「はい。ジュース」





「華野~料理運んでちょーだい」




「はいはいッー。」
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