メモリーズ~I
幸せの顔
ドアを開けた瞬間、繋がれていた手が
すぐ離れる。
「姉ちゃんの部屋いい匂い~」
あたしの部屋ではしゃいでいた。
あたしはベットにダイブ。
「うをおおおおおおーッ。」
ダダダダだーっと 足音が近づく。
「ううッー。」
あたしの上に何か乗ってる。
「痛いよ~」
「華野姉ちゃん 今から寝るの~?」
「そうだけど・・・・。」
「ぼくも華野姉ちゃんと寝る~」
「はい?」
「だって、華野姉ちゃんのベット暖かいもん」
「ダメだよ~お母さんもうすぐ帰るかもよ?」
「お母さん、先に帰った。」