メモリーズ~I
「あ、ごめんねッ・・・。」
あたしはすぐ、笑顔を作った。
「えへへへッー。」
無邪気に笑う純。
「本当に純は強いね。」
~一階~
階段を下りると、玄関に男の人が立っていた。
「おじさ~ん」
純が叫んで玄関に走る。
おじ・・・さん?
「どうも。」
頭をさげてきた。
「昨日は、純をあずかってくれて
ありがとうございました。」
「いえいえ。」
「華野姉ちゃん、また来るね~」
「うん。」
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