メモリーズ~I



「それがね・・・体調を崩して
これなくなったの。」



「純・・・・病気とかじゃ
ない・・・よね?」



「病気じゃないから
安心しなさい。発熱よ。」




「よかった~」





今日の夜、楽しみにしてたのに

純がいないなんて・・・・寂しいな。




あたしは純のことを 

弟と思ってる。



いや、大事な弟。





「早く良くな~れ。」





~朝~






ダダダダダダダダっー。




朝から勢いよく階段をのぼってくる人。





また、おかあさん・・・・。




そう思いながら寝ていた。
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