メモリーズ~I
Dai 4章
あっという間に2日が過ぎた。
あたしは桜の下を必死に走っている。
そう、寝坊した。
「やっば~い」
~校門~
「ギリギリセーフ」
前には美沙がいた。
「美沙っー。」
一緒に登校。
あたしはクラス表を見たくて
美沙の手をにぎって 必死に走った。
廊下を走ったあたし。
危ないけど、それは正解でもあった。
また、恋をする。
ずっと、胸の中には・・・俊哉の事だけのはずだった。
「あなたを知れば知るほど、重ねてしまう過去の人・・・」
俊哉が心の中から・・・・消えていきそうで、怖いよ。