メモリーズ~I
「そんなの、バカバカしいよ。」
「え・・・・ヒクっー。」
「翔人は、美沙の事知りたくて
あたしに話かけたんだよ。
美沙にやきもち妬かすために。」
あたしは美沙と仲を壊したくない いっしんで
そう言った。
「そう・・・かな・・・?」
「そうに決まってるじゃん~
あんなに可愛い美沙を
誰もほっとかないよ~」
美沙はあたしの胸に飛びついてきた。
あたしは美沙の頭をなでた。
「美沙の恋、あたしは応援してるから。
大丈夫、頑張って。」
この時、こんなに言うんじゃなかったかな?
あたしは、美沙の恋を応援するのに。
美沙・・・・ゴメン。
あたし、最低ーな人だった。