メモリーズ~I
ベットにいる 俊哉に近寄って頭を叩いていった。
「以外だよ。 い が い!!」
おちょくってみた。
「なんかー。まだ認めんかー?」
そう言って あたしをくすぐって来たと同時に。
体制がくずれた。
ドクンッー。
顔が 近い。
だって
今、
俊哉が馬乗り状態。
だんだん俊哉の顔が 近づいてくる。
「華野?」
「何?」
「キス。 するよ?」
あたしの答え。
あたしは ぎゅっと目をつぶった。
「・・・・・・・・チュウ。」
そっと触れるだけの 優しいキスをした俊哉。
何分か見つめ合うと。
「華野、 好き。」
初めて、俊哉に 好きって
言われた・・・。