メモリーズ~I
ファーストキス
~放課後~
「美沙~一緒に帰ろう?」
「あ、華野~
ごめん、あたしね
翔人君に呼ばれたんだ~!!
だから、今日は一緒に帰れない。
ごめん」
「へ~・・・・。翔人君・・・ね、」
「華野、もうあたし最高な気分~
幸せすぎっしょ~。
翔人君に呼ばれるなんて・・・・。
心臓が爆発しそうなくらい、キュンキュンしてる~」
美沙は幸せそうな顔をしてる。
「頑張って、じゃあ~。」
なんか、胸が・・・・苦しい。
冷たく言い放つあたしがいる。
なんか胸に引っかかってる感じで。
落ち込んでる、あたしがいる・・・。