メモリーズ~I
輝いていた
「お、おはよ。」
お母さんがあたしを見て驚いている。
「お、おはよ。華野」
あたしは少し微笑んで
テーブルに座った。
テーブルの上にはもう一つの
お茶碗が並べられていた。
お母さんがテーブルに座ると同時に
別の部屋から。
「か~の姉ちゃん!!」
「純・・・・・・。」
無邪気な笑顔で隣に座ってきた純。
「いっただっきま~す」
美味しそうに食べてる純。
「純、学校は?」
「行くよ。」
「なんでここにいるの?」
「ぼく、華野姉ちゃんの弟だよ。」