メモリーズ~I
「えっ?まぢで。」
「まじで・・・。言われた。」
「きゅああーーーーーっ!!
よかったじゃん華野~。
それでニヤニヤしてたんだ~。
なるほどー!翔人くんも
けっこうやるじゃんよ~。」
「ニヤニヤはないでしょ~。」
「ニヤニヤしてた!」
「してないよー。」
「してたってば~。」
楽しく会話をしていると。
「誰か数学の本かしてくれない?」
ドアにクールな姿のスラリとした
男子が立って言った。
「・・・・・・・?
あれって・・・・・。」