メモリーズ~I
「え.......。」
「ぼくのサッカーボールが
道路に出ちゃって....
拾おうとしたぼくが
車に轢かれそうになったときに
助けてくれた人が......
助からないかもっ.....
ぼくどうしよう.....
人を死なせちゃったよ......。」
純の目から 溜まってる涙がこぼれる
「純っー.....。」
抱きしめた手で背中をさする
こんなにも小さい子が
こんな年で......こんな悲しくて
こわい経験をするなんて.....。