メモリーズ~I



ぎゅっと強く....。









でも




あたしはこの胸の中で翔人の笑顔を思い出した








「いやっ...。」








なぐさめる泰悠を突き飛ばしてしまった









「ごめん、あたしっ....あたし。」







黙って立ち上がる泰悠









「.........。」





「あたし.......行くね。」







病室を出ようとした
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