メモリーズ~I
あたしは胸に溜めていたストレスを
思いっきり翔人にぶちまいた
今更 この事を後悔なんてしない
ホントのあたしの気持ち言わなきゃ
勘違いされたままで....ムカつくから
あたしは翔人を睨んだ
そして歩き出した
翔人の側を何もなかったように
スーッと通り抜けた
驚いた顔をしてあたしを見ていた翔人の顔
‘もう、嫌われた...’
「これで...いいんだ。」
あたしは授業を受ける気分じゃなくて
屋上に向かった