メモリーズ~I
「夜って......絶対に深夜じゃん。」
「お母さんも忙しいんだね。」
「純 風呂に入ってきたら?」
「お姉ちゃん....僕の荷造りお願いしていい?」
「うん、やっとくよ。」
延びた分だけ 少しは楽に荷造りができる
「純の部屋...きれ~い。」
小学生の男子にしては 片付いた部屋で
ほとんど荷造りもされてた
「あとは壁の写真だけか....。」
部屋いっぱいに飾られている写真
それは.......大切なあなたをこの目で最後にみるんだ