メモリーズ~I



一人で走っていく





「あアア.....もうっ!!」





仕方なく純を追っかける










「純.....ちょ、ちょっと

ちょっと待ってよ....はぁ...はぁ...。」





足の速い純にやっと追いついた









「華........野.....。」








あなたがいるとはわかっていたけど

久々にあたしを名前で呼ぶ あたしの愛しい声







「しょ.....しょうと...。」








やっと久しぶりに 目を見詰め合わす

やっと久しぶりに 名前を呼び合う



やっと久しぶりに この目で写真じゃないあなたに逢えた
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