メモリーズ~I













背伸びをして 遠くを見渡す


けど......泰悠らしき姿は見当たらない









「もう限界!!  ほら行くわよ。」





お母さんは 純を引っ張って飛行機の中に向かう
入り口を入ろうとする








「何してるの華野ッ!!行くわよ。」





お母さんは焦って冷や冷やしている










「.............わかったよ。」







背伸びするのをやめて 一気に肩が落ちて







今まで見渡した風景に背中を向けた
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