メモリーズ~I




「........?」







「俺........華野に 会いに来た。」





「.............。」








「会いたくて、会いたかった。



華野を失ってからの夜が........モノクロの世界だった






魂が抜けたみたいに......なにも考えられなくて


学校も休むようになって



久々に学校に行ったら  華野が泰悠と登校してて


それにイライラしてて  やきもち妬いて

華野を傷つけた



ストレスが溜まってた俺は

一番大切な華野にぶち当たって



華野を手放した..........小せぇ男だった。




誤解をして泣かしたうえに もっと心に傷をつけて

それなのに自分の事ばかりで......。









ほんとに、ごめん。」


< 368 / 377 >

この作品をシェア

pagetop