メモリーズ~I





「俺.........華野が


泰悠のところに行きそうで


怖くて.....辛かった。




でも.......それでも

華野を好きでいれるのは



俺にとっての華野が一番なんだって




だから......っ。」




「わかってるよ.....。」





震える翔人の声を もう聞きたくない





あたしのせいで.....震える翔人の声を





「分かってる.......もうあたしには











翔人しかいないよ。」
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