メモリーズ~I
笑顔
「俊哉。もう暗いよ?
家に戻らないと。」
「いやだ!ずっと
このまま 一緒にいたい。
だって 久々だし。」
俊哉は 頬を膨らませていった。
そんな俊哉は かわいかった。
「今、可愛いって思ったでしょ?」
「えッ・・・。」
バレタ・・・。どうするよ?自分!!
ここは。
「かっこいいよッ!うん。かっこいい、・・・」
嘘をついた。
すると バットあたしを放して 顔を覗き込む
/////「俊哉。近いって。 近い。///」
キスをした中でも・・・さすがに
照れる。
すると 一歩ずつ歩く俊哉。
あたしは 後ろに一歩ずつさがる。
「トン。」
壁だ。
俊哉はあたしの右耳の近くに
片手を置いた。
左も壁だった。