メモリーズ~I
やったーーーーーッ。
「あたしは 嬉しくて、嬉しくて、つい。
大声で車の中で 叫んでしまった。」
おばさんは、満ミンの笑顔で
喜ぶあたしを 笑顔でみていた。
「それじゃッ、出発するわよ~。」
「はやく、お母さんにあいたいな~♪」
~15分後~
「着いたわ。華野ちゃんは
先に病室に行ってなさい」
そうおばさんは言って
車からおろした。
「はい!行ってきます。」
あたしは ダッシュする。
おかあさんに会いたい。
会いたくて、しょうがない。
「おかあさんッー。」
「あの!」
「はい。」
「浅咲 みくは 何号室ですか?」
「え~っと、浅咲さんは
2階の203号室です」
「ありがとうございます」
2階の203号室