メモリーズ~I
・・・・・・・。あれから 好きな授業も頭に入ってこない。


「さえく・・・・としや。かぁー!!」


・・・名前と顔しか分からない。

なんか、気になる・・・。
満足しないってゆうか・・・・。



「・・・・咲。   浅咲ッー!!]
ふと 我にかえる。


「あ、ハイ!!・・・・。」



「浅咲。お前大丈夫か?
まだ 具合い悪いんじゃないのか?」



「いえ、大丈夫です・・・・・。」

周りの声が聞こえなくらい知りたくって 考えてしまう。






下校中・・・・。


「華野ッー!!危ないーッ!」



「うわぁ。美沙・・・・。」


「うわぁ。美沙・・・。じゃないよ!!
ちゃんと前見て歩かないと、電柱にぶつかるとこだったよ?」


「あぁ・・・・。あはは、ゴメン。ありがとう」


「どうかした?」


このこと親友の美沙には言おうかな?
相談相手になってくれるかな?・・・・。


「なんかあったな? 相談してみー!!」






「あの・・・。今日の数学の授業サボって
保健室にいったら ある人に出会った。
それで いろいろあって・・・。
その後の授業も 頭に入らなくて・・・。
ずっと・・・ずっと。気になってる。」


「ぷぅ/////」

「何?」

「華野・・・・それは・・・」






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