メモリーズ~I
あたしは、この言葉が胸に沁みて
もっと 涙がでた。
「グス・・・うッ・・・・・うえーー・・・」
涙がとまらないよ・・・。
これじゃ おいしいりんごも
食べれないジャン。
おかあさんは あたしを
抱きしめてた。
ずっと あたしが 泣きやむまで。
ずっと・・・・・。そばで。
~3日後~
お母さんは荷造りしてた。
そう、今日は お母さんの退院。
また、お母さんと一緒に暮らせる。
おばさんの車が用意されていた。
「でわ、お大事に。」
お医者さん? お母さんを治してくれて
ありがとう。
「お医者さん。」
「はい。何ですか?」
「お母さんを治してくれて、
本当にありがとう。心から感謝してます。
約束をまもってくれて ありがとう。」