メモリーズ~I



「俊哉・・・・・あたし、


ごめん・・・・ごめん」





あたしは何故かただ謝っていた。




「なんで謝るの? 華野 今どこ?」





「い・・・・え・・・」




「家? じゃあ そこで待っとけな?
すぐ家に行くから」



プツンッー。

  プープープープー。




「俊哉・・・・。」




電話が切れた。
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