メモリーズ~I
あたしは、頭に包帯、片方の足にギブスをしてた。
どんどん月が過ぎていくごとに。
「ああ。 早く治ってよ!
あそびた~い。
暇人すぎる・・・・(泣)」
「じゃ、早く治すことだな!」
学校帰りの俊哉に愚痴ったり。
「時戻してさ。
俊哉を事故にあった設定にして
今のあたしの気持ち味わってもらいたい。」
「なんだそれ!
俺は、事故にあわねーよ。
暇なのは一番嫌いだしッ!」
「あたしも暇はきらい。
美沙にも、クラスの子にも会えないじゃん」
「華野の友達、噂をしたら 来たなッ。アハハは」
ダダダダダダだッー。
廊下で走ってる人。
あたしの病室の前でとまる。
ガァーーーーーッ。
思いっきりドアが開くと
「か~の~ッーーー。
今日だけ 予定がないから、飛んできた。」