メモリーズ~I
「ばか。
お母さんのばか。
今こうして呼んでるじゃん。
本当のお母さんのことを知っても
こうして お母さんって呼んでるじゃん。
呼ばないって事はないよ。
だって、あたしに愛情をそそいでくれて
あたしのお母さんになってくれて、
逆に感謝とあたしの大事なお母さんだよ・・・。」
「華野・・・・」
「ばかだな~お母さんは。
心配しすぎだよ。」
こんなあたしに幸せをくれてる人。
お母さんだよ。
こんなあたしに笑ってくれてる人。
お母さんだよ。
こんなにあたしを元気に育ててくれた人。
お母さんだよ。
あたしは立派に元気に生きれてるよ。
全部お母さんのおかげ。
友達もね。
「華野・・・あり・・・がと・・う」
そしてまた泣き出すお母さん。
あたしは優しく抱きしめた。