メモリーズ~I
彼氏
~退院日~
あたしは3ヶ月くらいリハビリを頑張った。
その成果は・・・・。
「やっと歩けた~」
両手を広げて 大きく息を吸った。
上を見ると 青空が広がってる。
「きれ~だな~」
「華野さん。退院おめでとうございます。」
「えへへ///ありがとうございます」
久々に大地を歩いた。
ず~っと車椅子で、もうおしりが限界まで来てた。
「でわ、これで失礼します」
礼をすると、お母さんと二人、家に向かった。
~家~
「たっだいま~華野のホーム!!」
やっぱ この匂いでしょ。
何ヶ月も離れてて、家が恋しかった。
「華野。聞きたいことがあるんだけど・・・・」
お母さんは、笑みを浮かべて あたしに言ってきた。