メモリーズ~I


「行ってきま~す」



登校はいつも俊哉と!


けど今日の俊哉は変だ。




「ね~なんで朝電話するのよ」



「今日は特別な日だから」



「ん?なんの日だっけ・・・。」



「覚えてない?」



  特別って・・・いい日だっけ?今日。


「ゴメン、何の日か分からない・・。」



「じゃいいや。」




「なんで怒ってるの?」



「別に・・怒ってない。」


「嘘。怒ってるじゃん。」




「じゃあ正直に言うよ。
華野・・・・ひどすぎッー。」



「なんかした?」




「もういいや、このままじゃ
大喧嘩になる。やめとこ。」



「意味わかんない」




「それでいいんじゃん・・・・」


そう言い放って 俊哉は校門につくと 教室へ走っていった。
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