メモリーズ~I
なんて謝ればいいかな・・・・・。
俊哉~・・・・。
ごめん、本当に。 ごめん、あたし。
~4時間目終了~
鐘がなると同時に席をたった。
俊哉のクラスまで走った。
そして・・・・教室前。
女の子がいたからその子に
呼ぶようにお願いすると。
「と~しや。かわいい彼女さんが
お出ましよ~」
・・・・あの・・・。
それまでいわなくても。
クラスのみんなの視線は一気にあたしに浴びる。
怖ッ・・・・。
「なに?」
俊哉の声がいつもより低い。
「え・・・いや。
その・・・・・・・俊哉に。
謝りたい事があって・・・・」
「やっと・・・・・気付いた?」
「うん。」