メモリーズ~I



あたしは俊哉の言うとうりに顔をあげた。


 すると。




「はうッー。

んンッーーーーーーー。はっ
んーーーーーーッ。」



俊哉が急に唇に激しくキスを落とした。



あたしに息すらさせてくれない。



でも、キスで許してくれるなら。


そんな優しい俊哉のキスなら
どんなキスも・・・。




でも、やっぱり


「くる・・・・し・・・い。」




「よし、これで俺の機嫌 直った」




「はあ・・はあ・・・・はあ・・・・は・・・」



「これはお仕置きね。」



「はあ・・・・はあ・・・・」



あたしは息が切れて・・・なにも喋れなかった。




「華野の甘い声、昼間から聞けてサイコ~だ」




「はぁ・・・・・はあ・・・・・は~~~」



やっと息が落ち着いた。


「は~変体俊哉。」

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