メモリーズ~I
チョコとキス
あれから月日がどんどん過ぎていって・・・
もう6ヶ月がたった。
「もう2月か~。明日バレンタインだよ~!!」
美沙はバレンタインに燃えていた。
「あげる人できたの?」
「かっこいいって思った人だけに」
美沙は外見でほぼ決めていくからね~。
あたしはもう決まってる。
当たり前。
「俊哉。」
「華野、じゃ帰るか。」
「うん、美沙。じゃね~」
「美沙はバレンタインあげる人
いるの?」
「イケメンって思った人に
あげるんだって~」
「あいつは外見であげるのか~」
「外見悪くても 性格のいい人
いっぱ~い いるのにな~」
「・・・・・・・」
「俊哉は誰から貰うのかな?」
「もち、華野から!!!!」
そう言って抱きついてきた。