続*童貞男子!?~俺の彼女はモテ女~
「まぁ、とにかくさ・・・
俺、杏里が好き!!」
ぐっと両肩に手を置かれる。
「でも、あたしは・・・・」
「わかってるよ。
けどさ、あきらめらんねぇんだわ。」
自分でも困ってる、というように眉を曲げる。
「だから、あきらめない!!
いい??」
「え!?
あ、うん・・・。」
別に、だれがだれを好きか、なんて個人の自由だし;
「よかった♪
まぁ、安心しろ!!
ちゃんとこれからも、友達として接するから。
二人が壊れそうになったときには付け入るかもだけどな。」
「壊れないし!!」
「ははッ
んじゃ!話は、それだけ。」
聡史は、ひらひらっと手をふって屋上をでていった。