イチオクノ星ノ中カラ


入学式…
早く終わらないかな…


そう思っていると一人の男子生徒が縁台の前に行った。


今はたぶん
生徒代表のあいさつだろう。


その男子生徒はメモを見ながら発言していく。


この人は手短に話を終えた。






…と思いきや、メモを閉じると何か言おうとした。

まだなんか話すのかよ…


私はうんざりな顔をした。



「俺、言いたいことあるんでいいます。」


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