イチオクノ星ノ中カラ



「校長…
話長すぎです。

生徒のこと考えて話してください。」


体育館全体が一気に静まり返った。



こ、コイツ…


やるな―――!!!


生徒全員のいる前であんなこと言えるなんてすごい!




「俺の言いたいことは以上です。」




そう言って男子生徒は縁台を後にして自分の所にもどった。


校長もビックリして目が点になっている様子。



私は思わず、笑ってしまった。





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