君・恋・スマイル~初恋~
「確かにブスではないと思うけど、サボって女子と話してたじゃん。」

「イヤ、ブスだろ。」

ブスブスうるさいな、本当・・・!

「おい、智っ!!」

「だってよ、こいつが美女かブスかって聞かれたらなんて答える?」

「美女・・・ではないと思うけど・・・・。
どっちかっていったら・・・。」

凜のばかぁぁぁぁっ!

「な?」

「ほら、本当のこと言ったらかわいそうだろ!」

・・・・優真のアホ。

・・・なんなの、こいつら。

私は後ろをついてくるこいつらにいらつきながら、早歩きで廊下を歩いた。

その時。

ドンッ!


< 23 / 393 >

この作品をシェア

pagetop