君・恋・スマイル~初恋~
「思音っ・・・・。」
優真は心配そうな顔をして、何かを言おうと口を開けた。
でも、思音の言葉は止まらない。
「思ってもいないこと言っちゃった・・・。」
優真の顔、見えてなかった。
あふれる涙で視界が歪んで・・・。
「大丈夫だよ、ちゃんと謝れっ・・・」
「駄目・・・もう駄目。なんて嫌な子なんだろ、思音。」
優真の言葉をさえぎって、思ってること、全部こぼれる。
「思ってなくても、言ってしまったらもうそれは・・・。真衣ちゃんの心に刺さったまま・・・。」
真衣ちゃん、すっごくいっぱい泣いてた。あれは思音のせい・・・。
「思音は・・・サイテーの人間だ・・。」
すべてが崩れる。
改めて自分のサイテーさを知った。
その瞬間足が崩れて、思音は砂の上にしゃがみ込んでいた。
世界は真っ暗。
こんな自分が見る世界は・・・・当たり前に真っ暗なんだ。
こんな人間に光なんてさしてはくれない・・・。
優真は心配そうな顔をして、何かを言おうと口を開けた。
でも、思音の言葉は止まらない。
「思ってもいないこと言っちゃった・・・。」
優真の顔、見えてなかった。
あふれる涙で視界が歪んで・・・。
「大丈夫だよ、ちゃんと謝れっ・・・」
「駄目・・・もう駄目。なんて嫌な子なんだろ、思音。」
優真の言葉をさえぎって、思ってること、全部こぼれる。
「思ってなくても、言ってしまったらもうそれは・・・。真衣ちゃんの心に刺さったまま・・・。」
真衣ちゃん、すっごくいっぱい泣いてた。あれは思音のせい・・・。
「思音は・・・サイテーの人間だ・・。」
すべてが崩れる。
改めて自分のサイテーさを知った。
その瞬間足が崩れて、思音は砂の上にしゃがみ込んでいた。
世界は真っ暗。
こんな自分が見る世界は・・・・当たり前に真っ暗なんだ。
こんな人間に光なんてさしてはくれない・・・。