君・恋・スマイル~初恋~
「だーいじょーぶっ☆」

「真衣っ!」

「お水も飲んだし、平気!」

ううん。

正直きついかもしれない・・・。

でも、せっかく練習してここまできたし。

「今日のために頑張ったんだもん。私、まだまだやれるよ。」

ギャラリーでは、幼なじみのみんなが応援してくれてる。

女バスの試合は午前までだから、次は男バスが控えていて、コートの外では、凜もストレッチ中。

私が勝てば凜も調子出るっしょ!

「まぁ、みんなが無理ならいいけどねっ♪」

「真衣・・・。」

私がおどけて舌を出すと、みんながにっこり笑った。

「もうっ。当たり前でしょ!」

よし。

試合始めるよっっ!
< 312 / 393 >

この作品をシェア

pagetop