君・恋・スマイル～初恋～

「私、その人も、その人の好きな子もすごい大好きなんだ。」

優真も、思音も大好き。

2人はきっとお似合いだ。

どうしたらみんなが幸せになれるんだろ・・・。

「2人が幸せになるにはどうしたらいいのかな。」

「・・・。」

「やっぱり私は身を引くべきだよね。」

思音も、まだ凜を忘れられないかもしれない。

でも、優真が慰めたら優真のこと好きになると思う。

・・・優真はすごくいいやつだから。

「なんで、真衣はあきらめる前提なの？」

「・・・え？」

「あきらめなければいつか真衣を好きになるかもしれないじゃん。」

「無理だよ。」

これは弱音かな？

でも、本当のことだと思う。

今私がだれかにこくられたとしても、私は優真を好きでいる。

同じなんだ。