君・恋・スマイル~初恋~
だからオレも・・・

思音に対して前向きになる!

告白はまだ無理かもだけど・・・。

少しずつ距離を縮めたい。

「よっしゃ!」

走りだすと、気づいたら公園の前にいた。

みんなでお祭りにきた、あの公園。

キィーッ・・・。

ブランコをこぐ音が聞こえて、そっちを見ると・・・。

「思音っ?」

「あっ、優真!」

思音が少し嬉しそうな顔をしたのがすごくうれしい。

思音はブランコからおりるとオレのほうへやってきた。

「・・・なんか久しぶりだねぇ。」

ふんわりした独特の笑顔。

そんな大好きな笑顔を久しぶりに見て、なんだか戸惑ってしまう。
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