君・恋・スマイル~初恋~
「・・・真衣は十分努力してんじゃん。
人目なんてカンケーねぇよ。
真衣は真衣。
ちゃんとがんばってる。
それで、十分。」

「ほんと・・・?」

か細い声が聞こえてきた。

「うん。」

うそじゃねーよ。

真衣のことを1番に見ているオレが言うんだから。

「・・・あり、がとっ・・・。」

真衣はそう呟いて眠ってしまった。

足痛いのに練習して。

十分、がんばってんじゃん。
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