夢を正夢にする夢
(③)もし、こんな時期に転校生がきたら?
③
今日は金曜日だ。
私の学校では、毎週、金曜日に朝礼が校庭で行われる。
何でも、土日に変な気を起こさないよう、念を押すためらしいよ~(笑)
今日も、延々と少年少女の犯罪について、生活指導の先生が喋り、校長先生が、それにとどめをさす。
いつも、長くて、立っているだけで貧血を起こす子が居るぐらいなんだけど・・・
どうも今日は空気が違う。
ざわざわざわ・・・
落ち着きがない。
そんな中、聞き耳を立てていた、地獄耳の響加が、私より先に、その話題をキャッチしていた。
「ねぇねぇ岬っちゃん。転校生だって!!」
・・・
ん?
「うっそっ」
驚く私、。
こんな時期に転校生??
今日は、7月10日。
もう、クライマックスだ!!!
夏休みまで、カウントダウンは切っている。
「本当に、物好きねぇ~~~」
と答えてくれた響加の声が、殆ど聞こえなかった。
ざわざわざわざわざわざ・・・
ざわざわざわざわざわざわ・・・
ぼそぼそぼそぼそぼそ
噂の転校生が、どうやら、どこかに居る・・・
らしかった。
今日は金曜日だ。
私の学校では、毎週、金曜日に朝礼が校庭で行われる。
何でも、土日に変な気を起こさないよう、念を押すためらしいよ~(笑)
今日も、延々と少年少女の犯罪について、生活指導の先生が喋り、校長先生が、それにとどめをさす。
いつも、長くて、立っているだけで貧血を起こす子が居るぐらいなんだけど・・・
どうも今日は空気が違う。
ざわざわざわ・・・
落ち着きがない。
そんな中、聞き耳を立てていた、地獄耳の響加が、私より先に、その話題をキャッチしていた。
「ねぇねぇ岬っちゃん。転校生だって!!」
・・・
ん?
「うっそっ」
驚く私、。
こんな時期に転校生??
今日は、7月10日。
もう、クライマックスだ!!!
夏休みまで、カウントダウンは切っている。
「本当に、物好きねぇ~~~」
と答えてくれた響加の声が、殆ど聞こえなかった。
ざわざわざわざわざわざ・・・
ざわざわざわざわざわざわ・・・
ぼそぼそぼそぼそぼそ
噂の転校生が、どうやら、どこかに居る・・・
らしかった。