夢を正夢にする夢
「今日、呼び出したのは他でもないわ」
ひとしきり冷麺をすすった響加は、箸をとめて、私を見て言う。
私は・・・
熱い石焼ビビンバを、スプーンの中で冷ましながら、響加を見る。
「昨日の窓ガラス事件、警察ざたになったらしいわ」
「・・・・・・」
思わず、手が止まる・・・いや、口が止まる私。
響加は情報通だ。
むしろ、情報屋だ。
売りはしないけど・・・
「窓ガラス、すぐに外も中も、先生達が来て、片付けていったでしょ? で、結局、凶器が見付からなかった・・・」
響加の声が、小さく、低くなる。
「それでね・・・警察に電話かけたらしいわ。・・・モノをぶつけないで割れるなんて、爆弾の可能性とかはないのか? てね・・・・」
うんうん。
私は、無言で相槌をうつ。
「だから、警察が、放課後に来た、らしいわ。そして、・・・爆弾でも、モノをぶつけても、こういう割れ方はしない・・・って・・・」
どきどきどき。
響加ったら、ミステリアスで・・・
怖いわ。
惚れそうよ。
響加。
「・・・」
「でも、斜めから、弾丸を撃ち込んだら、こういう割れ方をするって・・・」
ドッキュン!!!!!!★★★
・・・
こ、怖すぎる!!!!
ホラー過ぎるよ~~~
思わず、涙目になっちゃうじゃないの!!
響加ったら・・・
「本当、なの??」
響加に詰め寄る私。
響加は、きれーーいに目を細めて、歯を見せて笑った。
キレイに並んだ前歯だった。
「っふふふっ・・・岬っちゃんたらっ」
色気たっぷりの声で私を呼ぶ・・・
そう、そして、こう話は続いたんだ。
「そう、間違いなく、本物の情報よ。岬っちゃん」
・・・・沈黙。
ひとしきり冷麺をすすった響加は、箸をとめて、私を見て言う。
私は・・・
熱い石焼ビビンバを、スプーンの中で冷ましながら、響加を見る。
「昨日の窓ガラス事件、警察ざたになったらしいわ」
「・・・・・・」
思わず、手が止まる・・・いや、口が止まる私。
響加は情報通だ。
むしろ、情報屋だ。
売りはしないけど・・・
「窓ガラス、すぐに外も中も、先生達が来て、片付けていったでしょ? で、結局、凶器が見付からなかった・・・」
響加の声が、小さく、低くなる。
「それでね・・・警察に電話かけたらしいわ。・・・モノをぶつけないで割れるなんて、爆弾の可能性とかはないのか? てね・・・・」
うんうん。
私は、無言で相槌をうつ。
「だから、警察が、放課後に来た、らしいわ。そして、・・・爆弾でも、モノをぶつけても、こういう割れ方はしない・・・って・・・」
どきどきどき。
響加ったら、ミステリアスで・・・
怖いわ。
惚れそうよ。
響加。
「・・・」
「でも、斜めから、弾丸を撃ち込んだら、こういう割れ方をするって・・・」
ドッキュン!!!!!!★★★
・・・
こ、怖すぎる!!!!
ホラー過ぎるよ~~~
思わず、涙目になっちゃうじゃないの!!
響加ったら・・・
「本当、なの??」
響加に詰め寄る私。
響加は、きれーーいに目を細めて、歯を見せて笑った。
キレイに並んだ前歯だった。
「っふふふっ・・・岬っちゃんたらっ」
色気たっぷりの声で私を呼ぶ・・・
そう、そして、こう話は続いたんだ。
「そう、間違いなく、本物の情報よ。岬っちゃん」
・・・・沈黙。