夢を正夢にする夢
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

・・・・

ん????????



「・・・・・」

私と、響加は、目を見合わせた。





響加って、本当に目の玉の白い所がね、とても奇麗なの。

切れ長の目に、くっきりとした黒目玉。

そして、真っ白な白目が、またその黒目を引き立てているのよね…

意思の強い目。

私とは、・・・

大違いな…





「み、岬っちゃん?? ・・・おーーーい・・・」

響加が、私と目を合わせたまま、手を振っているのが見えた。



「・・・おぉっと・・・」

私は、大きくため息をついた。

あまりにも、あまりにも、あまりにも火野上が唐突な事を口にするもんだから・・

現実逃避 あーーーーんど 引き篭もり を起こす所だったわ…

やれやれ…




正気に戻った私は・・・


きっっっ

と、火野上を見上げ…

叫んだ!!!!!




「アンタ、意味不明ですからーーーーーーー!!!!!!!」




そう、それが、嵐を呼んだ転校生。
< 60 / 93 >

この作品をシェア

pagetop