夢を正夢にする夢
私が、ソラセナイでいると、同じく目をアワセタママの楠木が、声をかけてきた。

「昨日は、悪かったな…えと、ちょっと・・・いいかな?」

そうして、楠木は私と目を合わせたまま、教室の外を指差した。

えっえっ!?!?


ドキっっ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

あら嫌だ…

何か、目の前に星が飛んでいるのが見えてきたわよ・・・・



ちょっとクラッときた中、視界に入ってきたのは、必死で声を堪えたような激ニヤニヤ顔の、腕を組んだ火野上と・・・

目をギラギラさせてガッツポーズを取っている響加。

そして、チラチラとこっちを見ている、その他のクラスメートだった…


だってさー

だってさーーーーー

ぎゃーーーーぁぁぁぁーー(叫)
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