先輩♂とあたし
大地先輩の卒業が近づくと大地先輩が遠くに行っちゃうようで認めたくなかった。
だけど、卒業式が来てしまった。

大地先輩の進路ゎ短大だった。先輩ゎ短大で教育免許をとって、先生になりたいらしい。

先輩ゎ同級生と別れるのが辛いのか、泣いていた。その先輩のきれいな涙が自分に向けてでゎないということを改めて感じさせられ、こんな時に自分が2年早く生まれてれば、なんて嫉妬してた。
先輩が卒業するのをいまだに認めたくないあたしゎ、その泣いている先輩に『さようなら、先輩の後を追って同じ短大に行けるように頑張ります。ずっとスキです。』と、言えなかった。

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