【完】先輩◆同級生《隣の席の不思議な王子》
私の唇は、熱くて柔らかくて、なんだかキャラメルの味がするものに包まれたり、吸われたりしているんだ。
「ん…フっ!?」
鼻から抜けるように甘ったるい声が出て、息が出来なくて口をぷはっと開くと、ぬめりのある熱いものが口内に侵入してきた。
それは、私をふわふわと空中に浮かすように歯型をなぞったり、私の舌を掬ったりつついたりしてくる。
あ…私、もしかして、キヨちゃんとキス、してるのかな。
しかも、さっきが初めてのキスだったのに、外国の映画みたいな、所謂『ディープキス』ってやつをしてる。
「ん…フっ!?」
鼻から抜けるように甘ったるい声が出て、息が出来なくて口をぷはっと開くと、ぬめりのある熱いものが口内に侵入してきた。
それは、私をふわふわと空中に浮かすように歯型をなぞったり、私の舌を掬ったりつついたりしてくる。
あ…私、もしかして、キヨちゃんとキス、してるのかな。
しかも、さっきが初めてのキスだったのに、外国の映画みたいな、所謂『ディープキス』ってやつをしてる。